人口は約2億4000万人、国土は西から東に長く、同じ国でも時差が最大3時間あったり、10000ほどの大小の島から成る島国。そのコーヒーの栽培も、地域により大きく異なり、多種多様である。そしてインドネシアでもその火山の多い肥沃な土壌から、全土の各島々に栽培が広がり、今では世界3位のコーヒー大国。アラビカ種だけでなくロブスタ(カネフォラ種)も栽培される。特にジャワ島で作られる「ジャワ・ロブ」は独特の苦味で、ブレンドのアクセントの王道で、世界中にファンが多い。
生産の少ないアラビカ種では、スマトラ島の「マンデリン」が世界的に評価が高く、パーチメントまで剥ぎ取って、精製するスマトラ独自の精製法で、その独特の苦味がありながら、後から来る甘みで、多くのファンを持ち、日本でも特に人気の銘柄である。
スマトラ島の他にも、スラウェシ島の「トラジャ」(日本ではキーコーヒーと現地資本によるトアルコトラジャのブランドで有名)、「カロシ」、バリ島の「キンタ・マーニ」、フローレス島など、各地で素晴らしい品質の、コーヒーが生産される。赤道直下で雨季が二回あることから収穫も年2回。
栽培品種:アラビカ種
栽培地:スマトラ島リントン地区(標高1,000〜1,500m)
特徴:苦味とコクが強い
酸味は控えめ
深煎りでさらに濃厚な味わい
カフェオレやカプチーノに最適