コレクション: イエメン
アラビア半島の南西端に位置するイエメンは、コーヒー文化の原点として知られる特別な産地です。15〜17世紀には港町モカから豆が世界へ運ばれ、「モカ」の名は今もコーヒー史に残っています。山岳地帯の急斜面では、標高1,500〜2,400m前後の乾いた気候と昼夜の寒暖差を生かし、小規模農家が在来種を丁寧に栽培します。多くはナチュラル精製で、熟した果実を思わせる甘さ、赤ワインのような濃密さ、スパイスやカカオを連想させる複雑な余韻が魅力です。土壌、乾燥工程、古くから受け継がれる農家の手仕事が、力強いボディと奥行きある風味を育てます。長い歴史と土地の個性が凝縮した、唯一無二の一杯をお楽しみください。ぜひゆっくりとご堪能ください。